シレーヌの日記3

私はシレーヌ。ロミオの家の木になった。今はもう猫だったときのように ロミオに近づくことさえ叶わない。ただ遠くで見ているだけ - 。あの悲劇からどれくらいたったのかしら。 ロミオは悲しい顔をして、涙を流す - 。もう私にはこれ以上、どうすることもできないみたい。 ロミオお願い。もう泣かないで。 しばらくしてロ…