SQL超入門 〜SQLとは〜
こんにちは、ogaです。
今日はSQLの超初級、ざっくりとした概要について
書かせていただきます。
SQL ( Structured Query Language )とは?
読み方は普通に「エスキューエル」です。
エンジニアの間では有名なものなので、IT用語辞典等でググってもらうと
長文でずらずら丁寧に書かれおります。
それらを一行で省略すると。。
データベースのデータをあれこれできる魔法の呪文
こんな感じです。
「データベース」が何かと言いますと、大量のデータを保持しておける場所です。
イメージとしては「沢山お菓子の入る箱」です。
また、この「沢山お菓子の入る箱」にはいくつかの
引き出しがあります。
この引き出しのことを「テーブル」といいます。
(超入門では分かり辛いので、'引き出し'と呼びます)
では、実際の使用例を書いていきます。
「沢山お菓子の入る箱」の1段目の引き出しに
「キャンディーの引き出し」と名前を付けて、キャンディーを5個入れます。
この時、キャンディーの情報は下記のようになっています。
名前 | 色 | サイズ |
---|---|---|
キャンディー1 | 赤 | 小さい |
キャンディー2 | 赤 | 大きい |
キャンディー3 | 青 | 大きい |
キャンディー4 | 青 | 大きい |
キャンディー5 | 黄 | 小さい |
「名前」の項目はキャンディーの名前の情報になります。違いがあればなんでも良いので、ここでは連番形式にしています。
「色」の項目はキャンディーの色の情報になります。
「サイズ」の項目はキャンディーの大きさの情報になります。
この引き出しからキャンディーの情報を引き出す際にSQLが必要になってきます。
では、引き出しから全てのキャンディーを取り出してみましょう。
SELECT * FROM 'キャンディーの引き出し'
上記の魔法を使うと、「キャンディーの引き出し」から全てのキャンディーを取り出すことができます。
それでは魔法の意味をみていきます。
「SELECT」は選択する、選び出すという意味です。
「*」は全てという意味です。
「FROM 'キャンディーの引き出し'」 は「キャンディーの引き出し」から。という意味です。
つまり、「キャンディーの引き出し」から全てを選択するということになります。
これが一番簡単なSQLの魔法になります。
これだけの用途の場合、あえて魔法を使わなくても良さそうなので、もう一つの魔法を書くことにします。
SELECT * FROM 'キャンディーの引き出し'
WHERE 色 = '赤'
「WHERE 色 = '赤'」という記述が追加されました。
これは「色が赤いものだけ」という意味になります。
つまり、「キャンディーの引き出し」から色が赤いキャンディーだけを選択するということになります。
名前 | 色 | サイズ |
---|---|---|
キャンディー1 | 赤 | 小さい |
キャンディー2 | 赤 | 大きい |
例だとキャンディーが5個しかありませんので、あまり魔法の威力がわかりません。
しかし、「キャンディーの引き出し」には1万、1億以上のキャンディーの情報を詰めることが可能です。
そうなった場合に、この魔法の威力が発揮されます。
キャンディーの数が増えていっても
「キャンディーの引き出し」から色が赤いキャンディーだけを選択する魔法は変わらないからです。
このようにSQLという魔法はデータが多くなっていくほどに威力を増していきます。
今回は単純なSQLのご紹介でしたが、深く勉強していくと大量のデータを操作していくことが面白くなっていきます。
このSQL超入門でSQLに興味を持たれた方がいましたら、SQLに入門してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。